ミャンマー旅行記2

こんにちは。シカセンです。
今日はミャンマー旅行記の後半編をお送りします。
ヤンゴンから夜行バスで約6時間、チャイティーヨーの山麓、チャイトーに到着。早朝です。

とりあえず朝ごはん。ラーメンです。
あっさり塩味。日本のラーメンとあまり変わらない。パクチーは入っていますが。

お迎えのトラックがきました。

トラックの荷台に揺られて山を登ること約1時間半。

ジェットコースターの様に猛スピードで山道をグネグネ走った末、やっと到着。チャイティーヨーです。

チャイティーヨー寺院の境内に黄金の大岩があります。何回かシカセンで紹介したアレです。

大岩の上にある仏塔の中にブッダの頭髪が入っていて、ブッダパワーで岩が落ちない(現地の人が言うには「浮いている」)らしいです。

隙間はこんな感じ。浮いている….んですか？とにかくなんで落ちないのか不思議です。

押してもびくともしません。(という事は浮いていないのでは……)

さて、チャイティーヨーの集落をぶらぶらしてみます。
子供と飼いザル。子供の頭に塗っているのは「タナカ」という日焼け止め。

お昼ごはんは鹿肉のカレー。旨みたっぷりです。

チャイティーヨーには漢方屋さんが沢山。これは熊の胃袋。

こんな感じの漢方屋さんが点在しています。店に入ると色々塗ったり飲んだりさせられます。
でもそれだけ。買わなくても何も言いません。商売っけの無さが印象的でした。

こ、これ飲んで大丈夫….?何か凄く効きそうですが。

しかし移動するだけで結構疲れる山です。

日が暮れてきました。岩場で遊んでる子供達。

すっかり日が沈むと、夜霧の中に黄金の大岩が幻想的に浮かび上がります。
手前の人影はチャイティーヨー寺院の僧侶。

現地の人に混じって2時間ほどお祈りをしていました。
霧よ晴れろ！と強く祈ったらふわっと霧が晴れた。鳥肌がざざざざーっと立ちました。
※ここまでしておいて何ですが、シカセンベイ.comはあらゆる宗教と無関係です

今晩はここで1泊。
外にあるシャワーを浴びようと電気をつけたら、大量のでっかい蛾が壁から飛び立ったので、シャワーを浴びずに就寝。

朝です｡3時間後のバスに乗るので朝イチで下山します。トレッキングに挑戦です。

竹を麓まで運ぶ人。

で、3時間かけて駆け足で山を降りてきました。が、バスが来ない。(結局4時間遅れでバスが来た)

待っている間、子供達が果物を売りに来ました。顔が白いのは前述の「タナカ」。人懐っこかったです。
ミャンマーの人って、大人も子供もちょっとシャイでちょっとフレンドリー。春に行ったペルーの人に似ている気がします。
しかし写真に撮ったら何だかシュールな絵になってしまいました。

ヤンゴンに戻ってきたらもう夜になっていました。
ホテルで休みます。ちなみに1泊600円くらい。
お。清潔なシーツ。安らぐねぇ。

と思ったら停電。ヤンゴンの電気事情は悪いです。夜は数時間しか電気がつきません。部屋に窓が無いので真っ暗。
エアコンも止まるのでお手上げ。

何とか夜は明けて、翌日。日本に帰ります。
時間がちょっとあったのでヤンゴン市内のドーナツチェーン、「ミスターJドーナツ」へ。

店の名前同様、食感もヘロヘロでした。がんばれ。

ミャンマーを後にします。さらば。また来る日まで。

ミャンマーは国の統制が強いので、基本的に治安が良くて旅行しやすい国だと思います。
そういう意味では今回みたいに渡航禁止状態になる事もありますが。
最後にミャンマーで知った豆知識をいくつか。
・ミャンマーには車に乗る時にウインカーを出す習慣がない
・歴史的な寺院が沢山あるが、なかなか世界遺産に登録されない。
・勝手にサクっと建て直したりするのが一因らしい。
・有名な日本人はサニー千葉(千葉真一)とヘンリー真田(真田広之)。
・血液型占いは無い。(何それ？と言われた)
・「ビルマの竪琴」はミャンマーでは放送禁止※上座部仏教の僧侶は楽器を弾いてはいけない戒律がある為
・縁起のいい数は「9」
・車は高級品で、平成元年の中古のマーク２が100万円くらいする。
・お坊さんの影を踏んではいけない。
・好きな人ができたら、男性はその人の家の前でギターを弾く
・弾けない人はがんばって練習する
最後の二つは知り合いに聞いただけなのでちょっと怪しいです。
体制の核心に迫るネタもあるのですが、次に行った時に入国させてもらえないと困るので割愛します。
(というか恐くて書けない)
以上、ミャンマー旅行、6泊7日の旅を駆け足でお送りしました。
これでミャンマーをちょっとでも身近に感じていただけると幸いです。