昨日の日記は見出しを入れ忘れました

友人が新幹線に乗っているというのでメールを送った。
「高速移動をしている人は寿命が延びるらしい。」
え?ほんとに?
という返事が返ってきたが、僕も根拠は知らないので、そうらしいよ、
と濁しておいた。
が、このweb上で根拠を考えたいと思う。
世の中で一番速いのは光である(時速約10億8000万km)。
それ以上の速さは無い。
もしあなたが時速300kmで走る新幹線の車内で懐中電灯を進行方向に向けてつけた場合、あなたにとってその光は光の速さで前に進んでいくはずだ。
「新幹線に乗っているあなたにとって光の速さで進んでいる」ので、
この実験を駅のホームに立っている人が見たら、
懐中電灯の光の速さは、
光速+新幹線の速さ(時速300km)
になるはずだ。
が実際はそうではない。
光速以上の速さはありえないので、ホームから見ても光速にしか見えない。
あれ?
では新幹線の車内で懐中電灯を付けた人は何故光速が見えたのだろうか。光速-新幹線の速さ(時速300km)が見えたのか。
いや、光は光速以下になることはない。
実際にあなたは光の速度で前に飛んでいる様に見えるのだ。
ややこしくなてきた。まとめてみます。
■新幹線に乗っている人:
時速300kmで移動しながらさらに懐中電灯の光は光速で前に飛んでいくように見える。
■ホームで見ている人 ;
懐中電灯の光は光速で前に飛んでいくように見える。
という事は、姫路駅を時速300kmで通過中の新幹線から、東京駅(約650km先)にむけて懐中電灯を照らした場合、
(時間=距離÷速度の公式で考えてください)
■新幹線に乗っている人からみた姫路〜東京間の光の到達時間;
650km÷(時速300km+光速10億8000万km)=0.002166666秒
■ホームで見ている人から見た姫路〜東京間の光の到達時間;
650km÷(光速10億8000万km)=0.002166667秒
同じ時間に同じ光を見ているのに新幹線に乗っている人の方が、0.000000001秒速く光が東京駅に届いた様に見えるわけだ。
うーむ。
視点を変えて公式で考えると、
時間=距離÷速度
の公式において、
距離と速度(光速)が変わらないのだから、
変わるのは時間
以外にありえない
という事になる。
という事は…..
これは新幹線の中は時間がゆっくり流れている、と言う事になる。
光速ロケットで宇宙旅行をしている人が地球に戻ってくると、自分は若いのに孫の代になっていた、という浦島現象と同じだ。
お。なんかまとまってきたぞ。
アインシュタインの相対性理論を考えて浦島現象に結びつけて電卓を引っ張り出して計算して新幹線の例を引きだして。あー。こんらん。メダパニ。
つまりは、
老人が街を徘徊したり体を常に揺らしているのは、寿命を浦島現象により延ばそうとする本能である。
という事だ。
うん。すっきりした。

senbei
  • senbei

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