富士総合火力演習2010
3年ぶりに自衛隊の実弾演習(富士総合火力演習)を見に行ってきました。
8/29(日) 2:30
会場入り。前回より2時間早い。もはや前日といってもいい時間帯。
色々なブログなどを読んでいると、昨年より3時くらいまでに並ばないと最前列は取れないという情報があり
この時間になった。年々早くなっているぞ。
暗くてよく見えなかったけど2:30の時点で前から50番目くらいでした。
8月とは言え標高1000m近くあって寒いのでTシャツだけでは寒いです。フリースかウインドブレーカーがあればベター。
で、寝袋を敷いて就寝。
下が富士山からの溶岩の砂でフカフカで気づいたら寝てました。隣は酒盛り(アルコール持ち込みは禁止です)。
あと、星がやたら綺麗でした。
5:00
行列が若干前に移動。寝袋から跳ね起きた。隊員殿が列の整理にきたのか?
そのあと、売店向け搬入トラックが数台やってきて道を空ける必要があり、寝るのはあきらめた。(この事態を見越して前日は10時ころ就寝)
5:50
公式駐車場が開門。
今回も別働隊がいまして、別働隊は我々を車で会場に送り込んだあと、駐車場に車を停めに行っていました。
別動隊はあまり演習に執着のないメンバーを選定。駐車場に停車後、車の中で悠々寝て、8:30くらいにゆっくり会場到着入り。
いい席では見れませんが、体力的にはかなり楽な行程。
6:30
会場開門。隊員殿の誘導に従って歩いて行ったら、観覧スペース後方のスタンド席に行ってしまった。あらら。
(狙っていたのは”アリーナ”最前列)
一言断って”アリーナ席”に行けばよかったみたいですが、スタンド席自体中々入れないし、さらに最上段なのでスタンドで見る事にした。
観覧席の位置関係はこんな感じです。
これは演習開始1時間半後(11:30)の画像。演習場に面して”アリーナ席”があり、後方にスタンド席がある。
いままでだと、ここから演習開始の10時20分まで、灼熱(もしくは降雨)に耐えながらひたすらまんじりと待ち続けるのですが、
なんと、スタンド席の最上段は非常に風通しがよく、朝食を食べたりパンフを眺めたりしているうちにあっという間に10:20。
また、雨の時も、最上段だけは傘をさしても後ろの人に迷惑がかからない(いないので)というメリットも。
環境が違うだけでこんなに待ち時間が違うとは。
10:20
演習開始!
(練習の内容は3年前の日記を読んでください。ほとんど同じです)
戦車が弾を撃った時に一瞬出る火炎を撮りたかったのですが、連写機能を使っても、コマとコマの間にハマってしまいなかなか撮れない。
↓残念なパターン
全部で900枚くらい撮って、一枚だけ火炎が映っていました。
他、ぐっときたのが、
87式自走高射機関砲の水平発射。
対空用の火器だが、会場の制約で空に向かって撃てないという事で、水平発射。
普段の格好はガンタンクっぽいのもいい。
96式自走120mm迫撃砲。ずんぐりむっくりしてかわいい。
会場の脇にあった電柱(架空地線?)の警告。
「襲雷」って初めて聞いた。自衛隊用語?
ツボがどんどん細かい所になってきた感もありますが、やはり、戦車はかっこよかったです。
隊列くんでやってくるだけで絵になります。
12:10
あっという間に演習終了。
12:50
速攻で会場を離脱しシャトルバスに乗車。離脱のタイミングの遅れ1分につきシャトルバスの乗車が15分遅れ、みたいな世界になってます。
この後、新型戦車(10式)の展示があったみたいですが、御殿場で妻と娘が待っているので、早々に離脱しました。
(14:00には娘と再会。例年だったらまだ会場にいる時間)
という事で今年は「早入り早出」の総火演となりました。宿を1:30に出発したのですが、こんなに泊まった感のない宿泊は初めてでした。
「1:30に出発したいのですが…..」と宿の人にお願いしたら、全然不審がられずにokされたので、総火演に行く人が他に泊まっているのかな?
と思ったら、富士登山と思っていた模様。なるほど。