ヘリコプターの語源は「へリックス(らせん形)」と「プテロン(翼)」の造語、「ヘリコプテール」から。
2005年9月6日
東京MXテレビ(東京のローカル局)でやっている「ヘリコプター乗りくらべ」という番組を見ていた。
ヘリコプターの体験乗機を「新車情報」ばりに淡々と送る内容なのだが、内容がヘリコプターだけにちょっと違和感が。
「2枚ローターの割にはパワーがありますねー」
「室内が広くていいですね。ゆったりして女性に優しいですね。ゴルフに行くのにもいいです」
「燃費がいいですよ。56リットル/1時間ですね。これはすごい」
内容はカジュアルだが、ヘリコプター1台で1千万円以上するし、メンテだけでも1年で100万円以上する。
チリ人妻のアニータさんが実は無罪で釈放されていた、という事くらい遠い世界の話だ。
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精神科の患者グループを支援してるお医者さんの話を思い出しました。
患者さん達が集まっていると、一人の男性患者が名刺を配りだした。肩書きが「ヘリコプター発明者」となっていたそうです。皆黙って受け取っただけで、話はまったく発展しなかったと言うことでした。
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その時の何とも言えない雰囲気、分かる気がします。
え！それは無いよね。って誰もが思っているけど言い出せない空気。
僕もたまに作り出します。
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私はちがう読み方をしました。
「それはないよね」じゃなくて、「ああ、そうなんですか」と名詞を受け取った。すべてをそのままに受け入れる。疑問を抱かず反論しない。
母がぼけていて施設にいますが、そこの老人達の世界と似ています。
ある日、「シャリシャリ」と音がするので見ると、おばあさんがテーブルに飾ったスイトピーを食べてたのです。他の人たちは黙って見てました。
私も、花瓶の花を食べてもいいんだ、と思いました。
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なるほどー。
10年くらい前インドに行ってトイレの後お尻を手で吹くのを覚えた時、「こういうのもアリなんだ」というフリーダム感を体験したのですが、それに通じるものが……ないですね（笑）。